仕事でどうしても免許を取る必要がある。
大学が休みの間にどうしても免許をとりたい。
公共交通機関を利用するのは抵抗があるから、今こそすぐに免許が欲しい。
でも、コロナは心配。
これから自動車などの免許を合宿で取得したい方へ向けて、教習所での感染対策をまとめました。教習所を探す際や教習中の行動について参考にしていただけたら幸いです。
感染の経路と対策
そもそもどのようにして感染が広がっているのかを確認します。(参考:花王衛生科学研究センター)
感染経路の中で特に注意が必要なものは2つあり、1つが飛沫感染、もう1つは接触感染と呼ばれます。
飛沫感染
飛沫感染は、感染した人の咳やくしゃみなどと一緒にウイルスが空気中に飛び出すことで起こります。そのウイルスが、息を吸ったり、目や鼻にくっついたりすることで体内へ入り感染するのです。
マスクをする、こまめに換気をすることなどで対策します。換気の悪い空間、多くの人の密集する場所、近距離での会話が行われる場面といった密を防ぐことも重要です。
接触感染
接触感染は、感染した人から飛び出したウイルスが手や物にくっつき、それを触った人が手で食べ物を食べたり、目や鼻を触ったりして感染することを言います。
人が触る場所の消毒や、手洗いうがいをしっかりすることで対策します。
教習所選びで気をつけるポイント
上記の対策のうち、自分でできることは、
- マスクをする
- 手指の消毒と手洗いうがいをする
- 人の多い場所へ行かない
- 近距離で他人と会話しない
この4つくらいだと考えられます。
1と2はどこででもできることなので、教習所選びで気をつけるべきは3と4です。
もちろんそれ以外の全ての対策は教習所が行う必要があるので、各教習所の取り組みを確認することも忘れないでください。
(各教習所の取り組みについては、ホームページなどから確認できます。番外で教習所の感染対策について触れているので参考にしてください。)
大学生や高校生のグループを避ける
グループで教習を受けにくる学生は、どうしても仲間内で大声で話しがちです。また、固まって行動するので密になりやすいというリスクがあります。
学校の長期休みのシーズンを避け、グループ割や大学提携を目玉広告とする教習所は避けたほうが良いでしょう。プランを選択する際にシングルの部屋が無いあるいは少ない教習所も含まれます。
値段が下がるほど学生の利用が増えるので、値段にも気を配ると良いでしょう。
シングルの部屋を選ぶ
1日の約半分を過ごすのは宿舎です。複数人で同じ部屋に泊まるのは避けた方がいいでしょう。
同じグループで1つの部屋を利用するならまだしも、他人と同室になるプランは避けるべきです。
他人と一緒に行動しないプランを選ぶ
特に感染リスクが高いとされるトイレや、マスクをしないで入る風呂は、他人と別々にすべきです。
大浴場は気持ちいいですが、諦めましょう。
また、朝昼晩の食事も他人と一緒に取らない方が良いでしょう。朝食が付いていないプランや、昼食のみ付いているプランを選択するのも手です。
まとめ
教習所を選ぶ際は、
- きちんと感染対策をしているか
- なるべく他人と関わらないプランがあるか
この2つをポイントに選び、感染を防ぐようにしましょう。
もちろん自分が感染を広げないために、合宿前2週間は感染リスクの高い行動をせず、少しでも体調が悪いと感じたら合宿には参加しないでください。
皆様が無事に免許を取得されることを願っております。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
番外:教習所の感染対策
教習所が行なっている感染対策については、各教習所のホームページで確認できます。掲載されていない場合は電話などで問い合わせて確認してください。
全国の指定自動車教習所から成る、一般社団法人 全日本指定自動車教習所協会連合会の作成した感染防止ガイドラインはこちらで確認できます。きちんとガイドラインに従って対策をしている教習所を選びたいですね。
ガイドラインをもとに、教習所の対策をまとめました。
人数の制限
人と人との距離が近くならないように、教習生の受け入れ人数に制限をかける
感染した人が教習に来ないように、熱がある人や体調が悪い人を受け入れないようにする など
施設内の対策
共有スペースのこまめな消毒(特にトイレ)
施設内や車の換気
食堂や喫茶スペースでは人と人が対面で使用しないようにし、食器類の消毒を徹底する など
教官と教習生への呼びかけ
熱がある人や体調が悪い人は教習へ来ないようにする(施設入口に体温計を設置したり、体調を申告する義務付ける)
入口に消毒液を設置し、手指の消毒をしてもらう
マスクを着用する
共用スペースで大声で話さないように呼びかける など
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