文具好きや、野外でメモを取る必要のある人なら誰もが一度は手にとったことがあると思います。
コクヨさんのちっちゃいメモ、野帳。
便利だから皆使っているけど、現場で誰のものかわからなくなるし、メモを振り返りたくても全部同じだからいつ使ったものかわかりにくい。
たまにはオーソドックスな物以外を使ってみませんか。
野帳とは
文具などを取り扱うコクヨさんが、1959年に発売した製図用品です。
正式名称は「測量野帳」。
1949年に制定された測量法で測量現場での需要が拡大し開発されたそうです。
LEVEL BOOK(レベルブック/レベル記載用)、TRANSIT BOOK(トランシットブック/トランシット用)、SKETCH BOOK(スケッチブック/3㎜方眼)の3種類があります。
カラフルな野帳
一般的にお店で見かけるのは、深緑のタイプ。
しかし、カラフルなものが登場しています。
胸ポケットから少しだけ見えている時も可愛い!
プレミアムカラー
ブルー、ベージュ、レッド、イエローの4種が楽しめます。
よく見ると表紙の後の遊びの紙にも薄い色がついていて可愛い。
こちらはスケッチブックのみの対応です。
楽天市場で購入 Yahoo!ショッピングで購入 Amazonで購入
ブライトカラー
こちらはビビットなカラー。
表紙と中紙に樹脂を使用し、従来のものよりも耐水性を高めた機能的な野帳です。
さらに裏表紙には名刺などが挟めるファイル付きという素晴らしさ。
こちらは対応しているのはレベルブックだけ。
イラストやデザインが選べる野帳
trystrams
コクヨさんのデザインブランド。
とても高級感漂うおしゃれな野帳がずらり。
もっと詳しく知りたい方は公式ホームページからチェックしてみてください。
野外で使って汚すのが勿体無い気がします。
プレゼントにもオススメ。
おしゃれなロゴ入り
コクヨの企画で、イラストレーターのNORITAKEさんがデザインしたもの。
↓楽天でのご購入は画像をクリック
レベルブック、トランシットブック、スケッチブックの各種対応。
それぞれの頭文字をあしらったデザインです。
・ゼンリンさんとコラボ
地図のゼンリンさんとコラボレーションした商品。
↓楽天でのご購入は画像をクリック
表紙には地図記号が並び、開くと見開きの日本地図が載っています。
こちらはスケッチブックタイプのみ対応しています。
自分でデザイン
コクヨさんが、文具の名入れサービス(CUSTOM FACTRY)を運営しているのをご存知でしょうか。
色々な文具に名前やデザインを施すことができるのですが、野帳もその対象の一つになっています。
- スケッチブック、レベルブックの表紙か裏表紙どちらかに箔押し
- スケッチブックの表紙か裏表紙どちらかに箔押し+表紙色変更
- 表紙をまるごとデザイン
上記3つのパターンが選択できます。
すでに紹介した、ノリタケさんとのコラボやゼンリンさんとのコラボは箔押しの一例。
各地の博物館オリジナルのものや、考古学系の企画展で販売されているものはこちらを利用したものでしょう。筆者は各地のデザインを集めるのが好きなので、まだ館オリジナルを作成していない博物館の方はぜひ作成して販売して欲しいです。
また、社内でオリジナルデザインを作成すると、モチベーションが上がるのではないでしょうか。
ちなみに表紙をまるごとデザインするときは、表紙上部のSKTCH BOOKという文字すら無視することができます。
注意)発注の際は、イラストレーターのデータで送る必要があります。
お手製アレンジでかわいくする
色々と紹介してきましたが、一番お手軽なのは自分でデコることです。
かわいいマスキングテープを背表紙に貼るだけで、目立つ上に破れにくくなります。
色の付いたガムテープだとさらに強度が増して良いです。
(ただし貼るのに失敗するとベタベタになります。筆者は1度失敗して酷い目にあいました)
ぜひ、かわいい野帳を使って楽しい野帳ライフをお送りください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント